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「Nのために」5話 あらすじとネタバレ [Nのために あらすじ・ネタバレ]

今回も「Nのために」5話 あらすじとネタバレを書いていきます。

ドラマ脚本と原作の違いを意識しながら書いていたので、少し遅くなってしまいました。

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「沖縄の夜 新たな恋から歯車が狂い出す」

希美(榮倉奈々)は野バラ荘を守るため、安藤(賀来賢人)と西崎(小出恵介)と共に企てた「N作戦」を遂行。

※原作に「N作戦」は無い。あえていうなら「なかよし大作戦」と表現されている。

希美は、野口貴弘(徳井義実)が行っているサンゴを守るボランティア活動に安藤と参加する。

2人は、野口と奈央子(小西真奈美)が他のボランティアメンバーたちと話をしているため、なかなか近づけないでいた。

しかし、奈央子がスキューバーダイビングの初心者で溺れてしまい、2人が助けたことで、そのお礼にと夕食に誘われて夫妻と急接近。



一方、成瀬(窪田正孝)は、罪悪感を感じながらも友人から紹介された詐欺グループで受け子を続けていた。

※原作では、あまり大学に行かなくはなっていたもののレストラン「シャルティエ広田」の出張サービスのバイトをしていた。
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ドラマのイントロは、例によって野口夫妻の住むタワーマンションから…。

西崎が野口に蹴り倒され、ているところから始まります。

なぜ、そうなってしまったのか?

青景島での”あの出来事”から成瀬との再会。

野ばら荘で出逢った、安藤と西崎と企てた「N作戦」は途中から安藤を外すことになり…。



誰が野口夫人(奈央子)を刺し殺し、誰が野口貴弘を殴り殺したのか?



西崎:「おれがやりました」



5話 あらすじ ネタバレ

ドラマでの冒頭は、高野(三浦友和)のナレーションでスタート。

事件当日―

そこに居合わせた4人には、古いつながりがあった。





―2003年―

希美(榮倉奈々)、安藤(賀来賢人)、西崎(小出恵介)の3人は野原じいさんの野バラ荘を守るため、「N作戦」を企てた。


野口(徳井義実)と親しくなるため、サンゴを守るボランティア活動に熱心なことを利用して近づこうとする。

そして、希美と安藤がエントリーして、沖縄へと出発する。

希美と安藤の2人は、野口と奈央子(小西真奈美)に接近しようと試るのだが、うまく話しかけられないでいた。


しかし、チャンスが巡ってくる。

船の上でスキューバダイビング初心者だという奈央子と一緒になり、奈央子を安藤がリードする形で海へ潜ることになった。

そこで奈央子は、パニックになってしまい溺れそうになる。

※ドラマ中、希美が後に告白するが、奈央子のボンベのバルブを軽く締めたのだという。


それを2人が助けたことで、野口氏に夕食に招待されることになる。

ここで初めて、野口夫妻と急接近することに成功する。



野口は希美と安藤が将棋をしていたことに気づいていて、安藤に一局手合せ願いたいと申し出てきた。

あらかじめ、野口のプロフィールで将棋好きなことを調べておいた、狙い通りの展開だ。

安藤の内定先が野口の勤務する商社で、配属先も同じ営業部だということもあり、次第に打ち解けていく。


男同士で盛り上がる中、希美は奈央子と仲良くなっていく。(作戦の狙い通り)

奈央子は野口がいないと何もできないという奈央子に、自分の母を重ね合わる。

専務の娘で受付嬢をしていたことが後で明かされる(?)。



野口にかなり飲まされた安藤は酔っ払ったまま希美に連れられて宿へ戻る。


安藤は酔った勢いで希美にキスしてしまうが、希美は驚いてとっさに身体を退けた。

我に返った安藤は慌てて「何もしない!」と言い、そのまま布団を離し眠てしまった。



希美のことをずっと意識していた安藤は、酒の力で衝動的に、しかし自分の気持ちに正直に行動してしまった。

希美ははじめて安藤の気持ちを知ることになる。



―翌朝になり―

「昨日はごめん!」と謝る安藤。

「酔っ払ってたね。」とそのことにはあまり触れようとしない希美。

共に、別の地方だが島育ちの2人…。

「安藤の島は水平線って見えた?」
「私の島は周りを島に囲まれてたから見えなかった。」と希美。

「俺の島もおんなじ。見えなかったよ。」安藤。

「見てみたいね。水平線。」希美。


そこへ奈央子から希美に連絡があり、改めてお礼がしたいからと食事に誘われる。


安藤の気持ちを知りながらも関係を壊さないためなのか、それ以上追及しない希美。

安藤もそれ以上語ることはなかった。

※原作では希美と安藤の関係についてそう詳しくは描かれていない。
むしろ、成瀬との再会と



東京に帰ったふたりから報告を受けた西崎は、あまりの筋書通りに事が運び「ミラクルだなぁ。」と驚く。

しかし、希美は安藤は作戦から外れた方がいいと言いだした。

「誘ったのは希美だろっ?!」と怒る安藤だったが、沖縄で突然希美にキスしてしまった後ろめたさもあり、作戦はしぶしぶ希美に任せることにした。

※希美が安藤を外したいと思ったのは、野口と同じ会社に内定していることから、これ以上深入りさせたくないとの気持ちからであった。



一方、父親が亡くなったことで自暴自棄になってしまったのか…。

犯罪に手を染めてしまった成瀬。

成瀬(窪田正孝)は、お年寄りからお金をだまし取るいわゆる詐欺の受け子をやっていた。



―野口に食事に誘われ―

美と安藤は野口氏のマンションを訪れる。

あまりにも高いビルの一室に驚き、野口夫婦は別世界の人間と感じる2人だった。

野口家を後にして、安藤が希美を誘う。

しかし、希美はこの後西崎に相談があると言って帰ってしまう。



安藤は、酔っ払ってたとはいえ、キスしてしまったことを悔やんでいるのだろうか。


希美は野バラ荘の立ち退きのことを、どう野口に切り出そうかと西崎に相談するが…

!!!

「のぞみちゃん、おるんやろ?開けて!」

そこへ母・早苗(山本未來)が訪ねてくる。



希美は母の声を聞き、島でのことを思い出してしまい身体がこわばってしまった。


西崎は「出たくなかったら、出るな!」と希美に命ずる。

希美:「お母さんに会ったら、島にいたころに引き戻されそうで怖い。」

「戻りたくない。誰にも頼らんで生きていきたい。」



西崎:誰にも頼らずにか?

希美:助けてって思った人はいる。でも言えなくて・・・

西崎:そいつとか、罪の共有ってやつは。


希美は青景島での成瀬とのことを思い出していた。

あの頃、成瀬がいたから自分はどうにか生きていけてた。。。



一方の成瀬はー

いまの自分のしていることが犯罪だとはわかっていた。

そして、希美と島で話した野望のことを思い出していた。

「大人になったら、成瀬君も私も幸せやったらいいなぁ。」

現実がやりきれなかった…。



希美の書いた手紙が野口氏の元へ。

奈央子は希美からの手紙を読む夫:野口に疑問を持ち始める。

野口はすぐに希美に連絡よこす。

そして、マンションの共用ラウンジで希美と会うことに。

野口から、都市開発計画の候補地が他もあることなどから、みどりビル(野口の父の所有)を売ることはないから安心していいと言われる。

希美は「野ばら荘」の立ち退き話の件は心配ないと思い安心する。


安藤に内緒ということが好都合だったのか、野口も希美に安藤には内緒でお願いがあると言いだす。

奈央子がその様子をこっそり見ていた。

夫の野口に近づく希美を警戒しているのか?



奈央子は次第に野口を希美にとられるのではないか?と 思うようになっていく…



希美、西崎、安藤の3人は、野口がみどりビルを売らないとわかり、「N作戦」の成功を祝して乾杯していた。

大家の野原(織本順吉)にも「野バラ荘」が大丈夫なことを伝えた。



無事に野バラ荘を救うことができた3人。

酒もすすみ、安藤は寝てしまった。



西崎は希美と安藤の行動力を評価する。

希美はそうじゃないと話し出す。

沖縄で奈央子がパニックになったのは、希美が奈央子のタンクのバルブを少し閉めたからだった―

希美:気づいたら、手が動いてた。

「私の母親と父親も平気で嘘ついて傷つけて…」
「私もそんな人間なんかな…」

西崎:「親は親、子どもは子どもさ!」



希美は西崎の言葉に少しだけ救われる。

島を出てからも”島での出来事”は希美を大きく支配していたのだ…





ー場面は変わり―

希美は就職活動に励んでいた。

そこへ弟の洋介(葉山奨之)から連絡が入り、母が東京の希美のところへ再婚の相談に行ったのに会えなかったと愚痴っていたというのだ。

母が再婚??

希美には初耳だった。

相手は良くしてもらっていた民生委員の人だという。


希美は久しぶりに島へ帰ったという洋介から、成瀬があまり大学へ行ってないといううわさを聞いたと伝えられる。



その頃、成瀬は詐欺グループの受け子をやめようと考え初めていた。

そう思っていた矢先に、警察に現場を押さえられ捕まってしまう。



ある雨の日、西崎が部屋に戻ってくると希美の部屋の前に奈央子が立って待っていた。

これが西崎と奈央子の出会いとなり、あの日の事件へと繋がって行ってしまう…。





―2014年現在―

安藤は野バラ荘を訪れると、大家の野原爺さんは相変わらず元気だった。

安藤は西崎に会いにきたのだ。

西崎の部屋は野原の厚意で刑務所にいる間も、そのままにしてくれていた。


安藤:「話があって・・・」

西崎:「事件のことだろ、断る!」

   「誰ともかかわる気はない。」



その頃、高野は妻・夏恵(原日出子)とともに病院を訪れていた。

夏恵の病状はいっこうに回復しない。


高野:「なんで妻がこんなことになったのか?」

   「なんで自分だけ何も知らん・・・」

   「真実を知りたかとです。」


夏恵は医師と話すその会話を病室の外で聞いている。


夏恵は「さざなみ」の火事が成瀬の父・周平(モロ師岡)の仕業だと思っているのか?

そしてそのことを自分一人の心の奥にしまい込んでいるとも取れる。

そんな描かれ方をしています。


※高野は原作では描かれていない。

あくまでもドラマにおける物語の水先案内人。

それを認識した上でドラマを観て欲しい。



※さざなみの火事の犯人について、原作では放火かどうかについは詳しく触れていません。

希美が追い出されたお城(住んでいた白い豪邸)に火をつけたいと思っていた事。

成瀬にシャープペンで「た・す・け・て」と4回カチカチとやったこと。

さざなみの火事を希美が成瀬がやったと思っていること。



ドラマでは”放火”したのは、成瀬なのか?成瀬の父親なのか?

サスペンスの脚色をすることでますます物語に引き込んでいきます。



病院から帰る高野の前に安藤が現れます。


高野:「あなたの方から来ていただけるなんて・・・」

安藤:「高野さんがおっしゃる通り、西崎さんは野口さんを殺してないと思うんです。」

「火が嫌いな西崎さんがとっさだったとはいえ、火のついた燭台を手にとるはずがない…。」

「僕も事件の真相を知らないんです。」

”作戦”から外されていた安藤には知り得ない事実があったのだ…。


視聴者の皆さんには”ラブストーリー”であることを忘れないで欲しいところですが、ここでまたサスペンスの要素が強くなります。

あくまでも、捉え方は自由ですが…。



希美は野口氏が住んでいた同じ高層マンションに引っ越していた。

「高いところへ行く!」の現れなのだろうか…


そこへ西崎から現金書留が送られてくる。

現金50万と一緒に謝罪の手紙が添えられて…。

その意味するものは?



ふいにインターフォンが鳴った―

画面には高野の姿が映る…


希美の声で
一瞬であの頃のことが蘇ってくる―

波の音、海のにおい、憎しみ、軽蔑、無関心、混乱―


一度ついた嘘を突き通す―

それが嘘を真実に変えるたった一つの方法だった―



―事件当日のこと―

希美:「西崎さん、どうしてそんな嘘つかないきゃならないの?」

そういう希美に微かに微笑む西崎の姿―


⇒原作では野口「夫妻殺害犯」の真相は意外にも!!!


いったい何が起こったのか?

真実を知っているのは希美と西崎の2人?


「Nのために」第6話で、いよいよ真相へ!!!





―2014年現在―

5話の最後に高野(三浦友和)が希美(榮倉奈々)を訪ねていた。

希美は嘘は突き通すと決め、高野に全てを話すと語り出す。

希美は再び”Nと「罪の共有」”をするのだろうか?





―2003年―

『水平線を見たい』という野望を持つ希美。

初めて成瀬に語っていたが、沖縄で安藤にも語る。


希美の野望のを叶えるべく、安藤(賀来賢人)は動き出す。



希美と安藤の2人は清掃会社のアルバイトをしていた。

元々ビルの窓清掃をしたくて、バイトを始めた希美だった。

しかし、体重が足りずにゴンドラには乗せてもらえずにいた。

水平線が見えるかもしれないと考え安藤は、希美をゴンドラに乗せてあげるのだった。


「私1人じゃ来られなかった。ありがとう安藤。」と希美は感動する。

誰にも頼らずに生きていこうとしている自分だったが、安藤のおかげで野望がひとつ叶えられたと実感していた。





次週予告では、

―動き出す 新たな野望― のテロップ。

希美に新たな野望が…


希美は不在で帰ってくるのは遅くなる中で、希美を訪ねて奈央子(小西真奈美)がアパートにやってきた。


奈央子は雨に濡れ、部屋の前で待っていたところを西崎(小出恵介)が希美が帰るまで、良ければ自分の部屋で待つ様にと家に招く。


そこで、西崎が書いた小説「灼熱バード」を読んだ奈央子。

このモデルが西崎だと気付き、ふたりの距離が縮まっていく。


⇒西崎の小説『灼熱バード』の内容とは?


予告ではついに不倫関係に陥ってしまうふたりの姿が…

何がふたりを惹きあわせてしまったのか?





一方、警察に捕まってしまった成瀬だったが、大学を辞める決意をし、レストランでアルバイトを始める。



―2014年現在―

「逃げないで聞いて。これからは一緒にいたい。」

そういうと安藤は希美に指輪を差し出し、プロポーズする。


困惑する希美。


それぞれの「N」がどうなっていくのか?

Nのために 6話も見逃せません!



6話放送終了後にも、詳しいあらすじと感想をアップしたいと思います。


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